どちらかと言えば幼いころから音楽は好きだった方だと思う。
でも、初めて刺さり涙が出たのはブルーハーツのロックンロールだった。
ブルーハーツは知っていた。聞いたこともあった。
「TRAIN TRAIN」知っている曲。何気に聞いた。泣いた。そして何度も何度も聞いた。
その日から私はブルーハーツが好きだ。大好きだ。
当時の私は弱っていた。弱っていた、というか今思えば現状から抜け出したい、変えたい、飛び出したいというポジティブなものではちきれそうになっていた。と同じくらい世間や普通とかいうよくわからないものに押しつぶされそうになっていた。
希望や夢やキラキラしたものと、絶望と挫折、怒り。どちらもたくさん持って、現状打破できず動けないでいた頃。
ブルーハーツ、ハイロウズ、クロマニヨンズ。
何に感動するのかは人それぞれに違う。なぜこんなにも彼らのロックンロールが私の奥の方にまで刺さるかはわからない。
でもずっと大好きで、そんなものに出会えてよかった。
それだけなんだけど。ただそれだけの事を書いてみた。
久しぶりに「青空」を聴きながら。
あー好きだ。音楽はどうして生まれたんだろう。
私には必要なもの。楽しくなるもの。ぎゅっとなるもの。